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デルのPCにグーグルのソフト搭載

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デルのPCにグーグルのソフト搭載米国西海岸時間2006年2月8日 マイケル・ベイズリー記者:マーキュリー・ニュース  世界最大のコンピューター・メーカー、デル・コンピューターのパソコンに、グーグルのソフトをあらかじめインストールして販売することになったとウォールストリート・ジャーナル誌が7日報じた。自社のソフトをより多くのパソコンに搭載したいと望んできたグーグルにとって、今回の提携は自社のオンライン・サービスにユーザーを直接つなぐことの出来る重要なものである。   提携関係の詳細は明らかにされていないが、マイクロソフト(MS)にとっては、頭の痛い話である。MSのソフトは、ウィンドウズOSの一部として組み込まれていたため、これまでずっと支配的勢力を保ってきた。しかし今回、グーグルとデルが提携したことで、いつの日かデル製PCにグーグルのワープロや表計算ソフトが組み込まれる可能性も出てきた。検索エンジンの会社として知られているグーグルだが、多くのアプリケーションソフトも開発している。サンマイクロシステムズと提携して、ワープロや表計算などを開発してきたほか、ウェブブラウザのツールバーや、都市の中心部などにズームすることが出来る3Dの衛星画像プログラムも開発してきた。また、Mozillaや世界のブラウザ市場で約11%のシェアを持つFirefox Web browserとも提携関係にある。

 デルは、報道された通りグーグルのツールバーと検索エンジンのプログラムをデル製PCに組み込んでいることを認めた。グーグルはすでにヒューレット・パッカードやサンマイクロシステムズと同様の関係にある。この3社と提携したことで、グーグルは足場を固めたと言える。MSがこれから発表する新OSには、MSN検索エンジンなどが含まれると予想されるが、グーグルが自社ソフトを先にPCに搭載させることが出来れば、MSから顧客を奪うことが出来る。「グーグルとマイクロソフトが戦っているのが明らかだ」とあるアナリストは言う。

02/09/2006

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