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外来トカゲ

asahi.com:外来トカゲ、「ゴキブリ取り」で捕獲へ 父島と母島 - 社会
http://www.asahi.com/national/update/0906/TKY200609050398.html

小笠原諸島(東京都小笠原村)で大繁殖し、島の生態系を危機にさらしている米国原産のトカゲ「グリーンアノール」を駆除するため、環境省は10月から、ゴキブリ捕りのような粘着性のワナを仕掛けることにした。今年度は父島と母島に計約2万4000個を設置する。

写真

捕獲実験でワナにかかったグリーンアノール=財団法人自然環境研究センター提供

 このトカゲは60年代に小笠原へ侵入。爆発的に増え、現在は両島で計600万匹が生息すると推定される。全長は15~20センチほど。鋭い歯と大きな口を持ち、島固有の貴重な昆虫類を食べて壊滅的な被害を与えている。

 ワナは使い捨てのゴキブリ捕獲器を改良し、幅約10センチ、奥行き約24センチ。トカゲの通り道となる木の幹に取り付ける。

 効果を確かめるため、05年に自然環境研究センター(東京都台東区)の戸田光彦・主席研究員(動物生態学)らが、父島で縦5メートル、横4メートルの土 地を囲ってワナをしかけ、14匹を放したところ、1週間で13匹を捕獲できた。在来種のトカゲが多い場所に取り付ける場合は、混獲が起きないよう入り口部 分の改造も検討している。この捕獲法は5年ほど続ける予定で、同省の中山隆治・首席自然保護官は「効果があればさらに対象地域を広げたい」という。

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今度はトカゲですか。

特定外来生物による生態系等に係る被害の防止に関する法律(外来生物法)
http://www.env.go.jp/nature/intro/index.html
外来生物の中で、定着している・いないに関わらず、地域の自然環境に大きな影響を与え、生物多様性を脅かすものを、特に侵略的外来生物といいます。具体的 な例としては、沖縄本島や奄美大島に持ち込まれたマングース、小笠原諸島に入ってきたグリーンアノールなどがあげられます。
小笠原諸島は海洋島といって、一度も大陸と陸続きになったことがない島々で、小笠原で独自の進化を遂げてきた固有生物の宝庫だと言われています。グリーン アノールは小型のトカゲで、昆虫などを主食にしていて、この小笠原固有の昆虫の多くがグリーンアノールに食べられてしまい、絶滅の危機に瀕しているもの、 既に絶滅してしまったかもしれないものが多くいます。



今年もセアカゴケグモにさされた人が府内でも5件発生していると聞いた。
ついこのまえも
livedoor ニュース - セアカゴケグモ:71歳男性、庭でかまれる--和泉 /大阪
http://news.livedoor.com/webapp/journal/cid__2401562/detail

淀川でも、わんどでバスとブルーギルばかりつれるといっていた。昔いた魚たちはこれらの魚に稚魚のうちに食用とされ、数が激減している。

生態系を元に戻すのは大変だと思う。というか無理なのではないか。
単一の国で自給自足でもできれば別だが、これだけ輸出入や人の移動で成り立っている状態で防ぐのは至難の業だろう。

目に見えるもの以外に細菌などの目に見えないものも同時に入ってくる。
どこまで対応できるのか?
今までにも身近な外来生物は2000種以上に上るという。
動植物には何の責任も無い。

これといって手の打ちようがないのが本当のところなのかもしれない。

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