「あるある大事典2」打ち切り決定 関西テレビ
とうとう先ほど、打ち切りのニュースが。
サーバーからもホームページが削除され、終わってしまった事を実感した。
"志村けんさん、ブログで「スタッフに裏切られた感じ」
2007年01月23日23時26分
「発掘!あるある大事典2」のレギュラータレントの志村けんさんは23日午後、自身の公式ブログに「残念です」と題し、「新聞で番組打ち切りを知りました。正式にはまだ何も聞かされていません。スタッフに裏切られた感じです。視聴率欲しさに捏造はいけませんね」などとするコメントを掲載した。"
http://www.asahi.com/culture/update/0123/015.html
しかし今回の件は根が深いと思う。原因は何かをもっと追求していかなければ、メディアの体質変わっていかないだろう。そう言った部分では終わりはない。
不二家にしろ、あるあるにしろ、わからないなら何をやってもいい、もうこれだけ続けているのだからしょうがないというような、本来の責務とは真逆の方向に向かっている例は、すべての業種において共通の課題なのかもしれない。
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そうしなければやっていけないというところまで行き着いた理由は、社会にひずみがきているということを示している。
何をするにしてもスピードを追求され、それを全うできなければ世の中から抹消される。よって何とかして体裁を整えようとする。下請けは、元請けに逆らえないし。
しかし、上っ面の小手先の対応ではそのうち、ほころびも出始め、嘘を嘘で固めるにも限界が出てくる。
飽和状態になったとき今回のような不祥事として発覚する。
ユーザー側も常に刺激を求めており、昔からのどこにでもあるような情報は求めていない。
よって、情報が一人歩きしとんでもないことが本当かのように伝わってゆく。
今日も、インターネット広告のセミナーに行ってきたが、企業のインターネットの広告にかける費用がラジオを抜き、今年か来年雑誌も抜くという。
そのうちTVも抜かれる時がくると思う。
要するに、インターネットは個人個人に適切な広告を打てるメリットがあるが、TVにはそれが出来ない。広告主は費用対効果のある媒体を選択するだろうから、徐々にではあるがTVコマーシャルへ投下する費用をネットに向けて行くに違いない。
そんなご時世で今回の様な事件が起きてしまえば、ますます企業のTV離れが起きてくるに違いない。
そう言った部分を先読みしてTV局もネットとの融合を掲げて参入してきているが、TVのビジネスモデルや考えかたを改めなければネットでは成功しないだろう。
競争相手も少なく大名商売をやってきた組織が、同じ方法でまかり通るかといえばとんでもないと思うし、受け取る側も情報を選択する能力を培っていくうちに、少しその情報に接すれば、自分に必要かどうか、嘘の情報か見抜ける力も出てくるだろう。ユーザも馬鹿じゃない。
同じようなことを行っている番組もまだあると思うので、即刻やめてもらいたいものだが、もしすべてがやめてしまえば、TV番組が成り立たなくなるくらい多かったりして。(笑)
今回の件で自分のメリットといえば、健康食品のDMメールがかなり減ることくらいでしょうか。
以下抜粋
「あるある大事典2」打ち切り決定 関西テレビ
2007年01月23日20時08分
納豆のダイエット効果をうたいながら、データの捏造(ねつぞう)が発覚したフジテレビ系の生活情報番組「発掘!あるある大事典2」について、制作した関西テレビは23日、放送を打ち切ると発表した。併せて、千草宗一郎社長の役員報酬30%の3カ月間カット、制作局長の解職など、役員4人、社員6人の処分も明らかにした。
会見は開かず、文書による発表だった。またこの日、同局は問題となった番組のホームページから、過去の放送の内容などを削除した。同番組の有料携帯サイトサービスも今月いっぱいで終了すると発表した。
関西テレビから番組制作を受注していた日本テレワーク(東京)もこの日、古矢直義社長と制作部門を統括していた古賀憲一専務が引責辞任し、いずれも代表権のない取締役に降格したと発表した。後任の社長には末冨明子代表取締役が昇格。専務は当面空席にする。
番組は、「発掘!あるある大事典」として96年10月に、後継の「2」は04年4月にスタートし、昨年8月には通算で放送500回を突破した。堺正章さん、志村けんさんら人気タレントを起用し、ダイエットや美容、健康をテーマにした番組づくりを続け、平均視聴率15%前後をキープする同局の看板番組だった。
だが、納豆のダイエット効果を紹介した今月7日の放送で、納豆を食べた被験者の中性脂肪が正常値になったと紹介しながら、実際には測定していなかったなど、計6点で捏造が発覚。千草社長は20日に開いた記者会見で謝罪した。
この事態を受けて22日、79年の「花王名人劇場」以来、この放送枠の単独スポンサーだった花王が、番組提供からの降板を同局に通告。放送打ち切りは避けられないと見られていた。
"
http://www.asahi.com/national/update/0123/TKY200701230344.html?ref=rss
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