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高速のサ-ビスエリア掃除ロボ

高速道路を利用していて、サービスエリアでトイレ休憩。

トイレの前に「清掃中」の立て札。注意を喚起するためのものなので、問題なくトイレは使用できる。まあ便器の数も相当あるので、清掃中といってもすべて使えないわけではない。

ただ床が濡れていたりして、転倒の原因となる場合もあるので注意して使用したいですね。

そんな中、掃除担当の方に朗報。

高速道路の保全工事を手がけるアスウェイ(大阪府茨木市)は27日、関西を中心にロボットの共同開発に取り組む中小・ベンチャー企業グループ 「RooBO」(ローボ)などと、高速道路のサービスエリアでの清掃や補修作業の監視といった作業を行うロボットを開発すると発表したらしい。

てんとう虫の形をした掃除ロボット「LADY BIRD」は、底にブラシを付け、センサーで人を避けながら床を掃除する。サービスエリアのトイレ掃除を担当し、将来的には、音声で道案内や観光情報などのやりとりができるようにする。

2008年から実用化される予定という。

LADY BIRDの仕事内容
トイレの床面に水をまいてブラシがけ、さらに水分を吸い込むバキューム作業まで行なう。前進、ターンを行い、今年度開発 の試作機ではラジコン操縦とするものの、来年度には人がいてもぶつかることなくトイレの利用者と会話をするなど知能型ロボットに向上させるらしいです。

機能は、自動床洗浄機と変わらないけど 大阪のロボット産業での ビジネス創出を目的として誕生した、次世代ロボット創出企業グループRooBOもヘルプしているようなので、会話や自動操縦などの技術が付加されればもっと役に立つかもしれませんね。

Ladybird


それにしても。、こういった類の機械って大きいね。水や汚水を積んで移動しなければならないので、しょうがないかもしれないけど。
ドックを設けてある程度掃除したら戻ってこれるようにする。その場で水や洗剤の補給と、汚水の排出を自動化すれば、もうすこし小さく出来るのではないだろうか。

irobotの機能で、掃除が終わったらホームベースへ帰るっていうのがあるけど、まさにそれと同じ感じでね。

irobotより

”「掃除が終わると自分で充電場所に戻る」      
お 掃除の完了時、またはバッテリー残量が少なくなった時、ルンバは充電のためにホームベースへ自動的に戻ります。バンパー前面にある赤外線受信機が、ホーム ベースから放射された赤外線信号を認識します。お掃除が終了する際にルンバは信号の探知を開始し、次回のお掃除に備え、充電のためにホームベースへ戻りま すので、お掃除したいときにいつでも使えて便利です。”

動画は次の記事

 

トイレ掃除なら、共有部の床掃除ロボットと比べれば、決まった範囲での動きなので、ドックを作るのも簡単そうに見えるのだが。

それでも便器廻りは、手作業になるのかなあ。

んー!完全自動化はまだ先になりそうですね。

ちなみに1台350万円とのことです。(汗)








高速道路の保全工事を手がけるアスウェイ(大阪府茨木市)は27日、関西を中心にロボットの共同開発に取り組む中小・ベンチャー企業グループ 「RooBO」(ローボ)などと、高速道路のサービスエリアでの清掃や補修作業の監視といった作業を行うロボットを開発すると発表した。11月にも試作機 を完成させ、今冬から西日本高速道路で実験、2008年度の実用化をめざす。

 掃除ロボット「LADY BIRD」はテントウムシをかたどったデザインで、底にブラシを付け、センサーで人を避けながら床を掃除する。サービスエリアのトイレ掃除を担当し、将来的には、音声で道案内や観光情報などのやりとりができるようにする。

 路上での工事区域への車の進入を防止するロボット「仁王」は、工事現場の誘導表示板と似た形だが、300メートル先を走行中の車をセンサーでとら え、減速や進路変更をしない場合には作業員に逃げるよう警告音を発する。アスウェイによると、居眠り運転のトラックなどが高速道路の作業区域に進入する事 故は年間約120件あり、車が時速100キロで向かってくる場合には、警告音から衝突までの10秒間で避難するという。

 「LADY BIRD」は大阪府内のサービスエリアで、「仁王」は新名神高速道路の工事現場で実験を行う。アスウェイの西田行宏副社長は「きつい、きたない、危険の『3K』職場を改善できる」と話している。

(2007年8月27日  読売新聞)

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